若き数学徒の日誌

数学についての記録などをしています。

現状報告

お久しぶりです。mmです。前の記事から3ヶ月ほど経ったので、現状の報告です。以下のようなことをやっています。

1. 松坂和夫著『解析入門 上』を読み終えました。

2. 松坂和夫著『集合位相入門』をやっています。

3. 西郷甲矢人・能美十三著『圏論の道案内』を読んでいます。

4. David I. Spivak著 川辺治之訳『みんなの圏論』をやっていこうと思っています。

それぞれについて説明していきます。

まず、解析入門ですが、上は問題は易しめで、内容は一年時の微積の復習なので早めに終わりました。そこから中・下とスムーズにやっていく予定だったのですが、この本の特徴として、この本の中で必要な知識や手法を完結させるというものがあり、中の最初の部分が集合・位相の内容でした。そのため、せっかくやるならと、以前からやっていた集合位相入門をペースを早めに行なっています。その後に、中・下とやっていこうと考えています。

集合位相入門では、集合の部分は終えて、位相の部分に入っています。問題自体はそこまで難しいというものではないですが、位相の部分は少々抽象的になっていて難しく感じる部分もあります。

圏論については、そこまで前提知識が必要ないことと、純粋な興味から始めてみました。また、数学科のカリキュラムでは、おそらく圏論を本格的に扱うことがなさそうなので、自主的に始めてみたということです。

 

現状はこのような感じです。早めに解析の下まで終わらせて、神保先生の『複素関数入門』をやりたいなぁと考えています。